佐藤天彦名人は貴族
将棋界では、有名な話ですが。
佐藤はベルギーのファッションブランドであるアン・ドゥムルメステールを愛し、クラシック音楽のコンサートに行き、中近世ヨーロッパの耽美な雰囲気への憧れを口にする。
そんな佐藤を、棋士仲間や将棋ファンは「貴族」と呼ぶ。
本人もその愛称を受け入れ、以前に連載していたエッセイのタイトルも編集者の勧めで「貴族天彦が行く」になった。
本人が受け入れられているのならいいのですが
「貴族」
何か馬鹿にされているような感じがして、嫌な気がしますが、
本人が良いと言えばいいのでしょう。
将棋はめっぽう強いので。
この10月からは、毎週日曜日にEテレ「将棋フォーカス」の講師を務めることになった。
番組の収録はもちろんのこと、講座テキスト作りも重要な役割となる。
先々の方針を決める初回の打ち合わせでは、細部まで妥協せずに突き詰めたため十数時間を費やしてしまった。
対局以外にも、徹底的にやる姿が本当に素敵だと思いますし、だからこそ、大きく勝ち越しているのかもしれません。